私自身、何年か不登校気味になったことがありました。そう聞くとほとんどの人はなにか学校であったのかと考えると思います。もしくは何かに反抗する気持ちから行かなくなったのではなど。しかし、当時の私は別に学校でいじめられたわけでもなければ、嫌なことがあったわけでもありませんし、いわゆる不良行為を行っていたわけでもありません。ただ、単純に学校に行く意味が見いだせなかったのです。経験者としては、不登校になったからといって、その子供を何かの枠にはめて考えるのではなく、柔軟な対応をしてほしいと思います。
定時制の普通高校と違って、通信制高校はできることがたくさんあります。通信制高校は毎日通うのではなく、基本的には自分の都合に合わせて勉強をすることができるため、時間に自由があるのが魅力のひとつです。そのほかにも、通信制高校では普通高校では勉強しないような内容のことも学ぶことができるため、社会人を経験してから通う人もいます。
搭載技術の進歩によって、ブレードサーバシステムの用途は広がりを見せている。本連載では、主要なベンダーが提供するブレードサーバ製品を紹介する。今回は、デルのブレードサーバシステム「Dell PowerEdge Mシリーズ」(以下、PowerEdge Mシリーズ)を取り上げる。
PowerEdge Mシリーズは、シャーシ(筺体)である「Dell PowerEdge M1000e」(以下、M1000e)と5機種のサーバブレード、I/Oモジュールなどのオプションで構成される。デルのブレードサーバは、同社の1Uラックマウントサーバ16台構成と比較すると、設置スペースを約57%削減し、総重量を約40%軽量化できるという。
同社のブレードサーバ向けシャーシとしては第3世代となるM1000eは、10Uサイズのシャーシに最大16基(ハーフハイトサイズ)のサーバモジュールを実装でき、最大32CPUのリソースを集約できる。電源装置を6基、冷却ファンを9基まで搭載可能で、いずれもホットプラグに対応する。さらに、ギガビットイーサネット(GbE)やファイバーチャネル(FC)、InfiniBandなどのネットワーク構成に応じて、最大6つのI/Oモジュールを搭載する冗長化も可能だ。
M1000eシャーシについて、デルの布谷氏は「ハーフハイトやフルハイトのサーバブレード、ネットワークスイッチ、拡張シャーシなどの機種や世代が異なるサーバモジュールを同一筺体内で混在可能な統合型の共通シャーシ」と説明する。ブレードの搭載位置や順序に関するルールもなく、環境に応じて空きスロットに全てのブレードを収納することが可能だ。M1000eでは、同社が2014年までに提供する全てのブレードサーバやI/Oモジュール製品に対応する予定。
●より高度な用途に対応するサーバブレードを追加
デルは2010年7月、PowerEdge Mシリーズとして2つのサーバブレード新機種「PowerEdge M710HD」(以下、M710HD)、「PowerEdge M610x」(以下、M610x)を発表した。これらの機種により、布谷氏は「サーバ統合から仮想化、HPC分野に至るまで、より高度な要求に対して本格的にブレードサーバシステムでカバーできるようになった」と説明する。
M710HDは、仮想環境に対応するハーフハイトサイズ。1Gbps NICをオンボードで搭載し、最大12ポートまでネットワークインタフェースを拡張可能。このオンボードNICはデルでは初めてモジュラー型ドータカードを採用しており、今後発売を予定している10Gbps CNAなども選択可能になるという。またVMware ESXiなどの組み込み型ハイパーバイザーをSD(Secure Digital)カードで2つ内蔵できる冗長構成を取っている。これにより、片側のSDカードへアクセスできない状態でも、他方のSDカードから起動することも可能だ。M610xは、独立した「x16 PCIe Gen2」スロットを2基備え、「GPGPU(General Purpose GPU)」や「Fusion-io Drive」なども搭載できるHPC用途向け製品。
●独自のメモリ容量拡張技術「FlexMem Bridge 」
デルのブレードサーバの特徴の1つに、同社独自のメモリ容量拡張技術「FlexMem Bridge」が挙げられる。同社が特許申請中であるこの技術は、Xeonプロセッサ7500番台または6500番台を搭載した4CPUソケットサーバのM910で採用されている。
FlexMem Bridgeは、4CPUソケット分のメモリを2CPU構成でも利用可能にする技術。インテルの新しいCPUアーキテクチャ「Quick Path Interconnect」環境では空きソケットからはメモリにアクセスできないが、FlexMem Bridgeでは空きソケットにブリッジング用の専用デバイス(無償)を差し込むことで、全てのメモリにアクセス可能となる。これにより、2ソケット構成、4ソケット構成のどちらでも最大512Gバイトまでメモリ容量を拡張できる。
布谷氏は「最近、仮想化やインメモリDB、科学技術計算など大容量メモリへの要件が多くなった」とし、FlexMem Bridge Technologyによって「CPUの性能は十分だが、メモリが不足してボトルネックになりがちな環境にも対応する」と説明する。
また、FlexMem Bridgeを活用すると、メモリ容量確保のために新たにCPUや増設モジュールを追加する必要もない。FlexMem Bridgeについて、布谷氏は「業界標準のチップセット上で、追加投資なしで多彩なメモリ構成ができる点が画期的だ」とし、「他社は有償の拡張モジュールをブレードスロットに増設することで対応しているが、無償でスペースの増設なく拡張できる点がデルならではのこだわり」と説明する。また、投資コスト削減の例で言えば、CPUソケット単位のライセンス料金体系を持つソフトウェアを使用する場合においても、必要最小限のCPUで大容量メモリを実現できるため、ライセンスコストを最小化できるという。
●運用負荷を低コストで軽減する「FlexAddress Plus」機能
PowerEdge Mシリーズでは、管理コントローラーモジュール(CMC)である「Dell Chassis Management Controller」によって、リモートからサーバシステム全体を集中管理する。管理者はCMCに管理用LANを接続することで、シャーシそのものや各ブレードサーバ、I/Oモジュールまで含めてブレード全体の設定やモニタリングを一元的に行うことができる。また、例えば電源モジュールの管理では、CMCは電源モジュールの冗長構成設定や、シャーシ全体における消費電力上限などを設定でき、管理者はポリシーに基づいた電源管理を行うことが可能だ。また、各ブレードやI/Oモジュールの消費電力をリアルタイムモニタリングし、稼働状況に応じてファンの回転スピードを自動制御する機能「ゾーンクーリング」も持つ。
大規模なシステムでは、サーバやネットワーク、ストレージを複数部門や別の担当者に分かれて管理・運用することが多い。その場合、サーバがリプレースされたり、何らかのメンテナンスが発生したりすると、関連するネットワークやストレージにも登録や設定変更が必要になる。そのため、複数部門がメンテナンスを終了するまでダウンタイムが発生することもある。例えば、サーバの交換・増設作業時には、そのモジュールのMACアドレスやWWN(World Wide Name)アドレスといったハードウェア識別情報をネットワークやストレージにも登録・設定しなければならない。
PowerEdge Mシリーズでは、管理作業の負荷を軽減する、MACアドレス/WWN仮想化機能「FlexAddress Plus」を提供している。FlexAddress Plusは、SDカード内に3136個のMACアドレスやWWNアドレスの情報を暗号化した形で工場出荷時に登録する。サーバ管理者は、Flex Address Plus SDカードをCMCに組み込み、管理画面から有効化を行うと、サーバが持っている物理アドレスを隠蔽して、FlexAddress Plusに登録されたアドレスをブレードサーバのBIOSに認識させることができる。これにより、シャーシスロットごとに常に物理アドレスを固定でき、異なる物理アドレスを保有しているサーバを交換したり、新たに追加したりしても、ネットワークやストレージ側での作業は発生しない。
布谷氏は「他社の製品でも同様の機能を提供しているが、専用のネットワークスイッチが必要となることが多い」とし、「FlexAddress Plusでは定価5万2000円のSDカード1枚を組み込むだけで安価に運用保守を軽減できるのが特徴だ」と説明する。また、FlexAddress Plusはデル以外のサードパーティー製のスイッチでも使用できる。
●仮想環境の普及、10GbE/FCoEへの対応を進める
現在、ブレードサーバは、仮想化技術を採用したサーバ統合での活用が増えている。
同社の仮想化への取り組みについて、布谷氏は「デル自身がVMwareユーザーとして5本の指に入るほど大規模な仮想化環境を構築しており、多くの構築ノウハウを保有している」と語る。そうした自社の経験に基づいたノウハウを顧客企業にも提案しているという。さらに「仮想化環境ではメモリやネットワーク、CPUのバランスが一番重要であり、そのバランスが欠けるとうまくいかない」と語り、同社ではそのバランスを提供しながらサーバの仮想化機能の改善を進めていると説明する。また、布谷氏は「ブレードサーバでは今後、10GbEやFCoE(Fibre Channel over Ethernet)への対応がカギになる」とし、製品の拡張性をより高めていくと方針を述べた。【翁長 潤,TechTargetジャパン】
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